Paul Barre
ポール・バール
「何のためにワインを造っているかといえば、それは自由のためだ。自由は智慧と繋がっていて、自分に問いかけ、考えを深めていくほどに自由になる。考え続けて、少し前に進むことができれば幸せを感じるし、より良いワインで飲む人を幸せにすることができればまた幸せだ。そして最終的にシステムの呪縛から抜けだすことができれば幸せなんだ」。 ポールは1974年にワイン造りをスタートした後、ルドルフ・シュタイナーの哲学に傾倒し、1990年からビオディナミ農法による栽培を始めました。畑やブドウの魅力を最大限に引き出すために畑仕事を積み重ね、収穫の際には徹底的な選果を行なってエキス分の豊かなブドウの栽培を心がけ、醸造においても自然酵母による発酵を行い、清澄やろ過とった作業を行わないピュアなワイン造りを信条としています。まさに自然派ボルドーと言えるスタイルですが、風味は非常に堅実でバランスの良い仕上がりとなっています。