相川風子「光るひとつ/ 遠い流れ 」2018年6月18日(日) - 7月22日(日)


Artist Talk: 7.8 Sun & 7.15 Sun 4pm - 7pm, 7.22 Sun 5pm - 7pm
Closing Party: 7.22 Sun 5pm - 7pm

この度、amala galleryでは、2018年6月17日(日)より相川風子による個展「光るひとつ/ 遠い流れ」 を開催いたします。

流れる視線をなぞり繋いでいくこと。抱きかかえるようにして読んだ図鑑に見つけた光の像。
支えるでもなく支えられるわけでもない、そのことを十分に全うしている何か。
描かれることによって、私の世界にほんとうに存在し始めるもの。
ひとつひとつはまっすぐに独立しながら、裏側でゆるやかにつながり合い新しい地平を目指す。
確信に満ちたささやきのようなものを聞かせてくれる、私の体を通って再び現れた世界の新しい姿。
相川風子

本展では、外国の陶器やガラスの壺・瓶などを描いたドローイング17点および油彩1点を展示いたしま す。図鑑を見ながら丹念に描写された作品群の見慣れぬ模様や様式は、トルコや地中海、イランなど、いくつかの作品タイトルが示す遠い異国で流れたであろう見知らぬ時の流れを想起させ、いつか見た空や 海に似た蒼緑色や赤葡萄色、漆黒の色彩や、硬質でありながらも柔和な量感、輪郭の繊細さが私たちの知覚の記憶を刺激し、見る者を魅了します。遠い向こう側へと誘う作品の精神性をぜひ間近でご高覧ください。

今回の個展に寄せて、相川の制作活動を長く見続けてきた画家・高橋信行さんにご寄稿いただきました。

『無責任で誠実な絵』 画家 高橋信行
相川さんの絵がキラキラしてるのは、単にキラキラしてるモチーフをたくさん描いてるからではなく、その絵の中に『無責任』と『誠実さ』があるからだろう。描いた人が自分の絵に責任を取ろうとすると、とたんにその絵は魅力を失う。相川さんの絵は「こうなってたからこう描きました」「わからないところはわからないままです」という風に見える。
けれど、裏を返せばそれは誠実さでもある。
これ見よがしに絵を作るのでもなく、わかったふりをするのでもなく、自分が見たものをただ絵にする。
丁寧に自分を通過させるだけ。それだけで絵はできるし、そうすることで絵はキラキラするんだと思う。

《プロフィール》
相川風子 FUKO AIKAWA

1992年 新潟県出身 2018年 東京都在住 愛知県立芸術大学 大学院在学中
2012年 グループ展 「くらくてしろい」
2014年 個展「踊らないおどり」
2016年 HBギャラリー ファイルコンペvol.26 仲條正義特別賞 受賞
     7月 HB Galleryにて特別賞受賞者展
2017年 10月 個展「めをすます」@gallery small view

tumblr: http://fuko-a-p-d.tumblr.com instagram: fukoaikawa

なお、本展の図録をamala booksより限定100部にて刊行し、日本国内外で販売いたします。

《図録》相川風子『光るひとつ/ 遠い流れ 』
16P / A4 / Design: Satoshi Suzuki / Printed in Japan / 定価: 本体2000円+税 / ISBN: 978-4-909618-04-7 / 発行: amala books (amalabooks.com)

 

 


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